thinc Journal 西村新さんインタビュー
『豊田に根ざして気づいた魅力』の読んでほしいポイント!
2024.12.17

こんにちは!thinc Partner編集部です。

この記事は、地域のクリエイティブ現場を届けるメディア「thinc Journal」で掲載されている西村新さんのインタビュー記事『豊田に根ざして気づいた魅力』について、読んでほしいポイントをお届けします。


——— 記事の概要

愛知県豊田市で生まれ育ち、デザイナーとして独立。その後、デザイン会社『こいけやクリエイト』として法人化を果たした西村新さん。デザイン事業を手掛けるかたわら、会社の事業としてはじめたフリーペーパー事業『耕Life』の活動から、地元・豊田市での仕事が広がっていきました。その活動内容はデザイン会社の枠組みを飛び越え、養蜂事業『こいけや養蜂園』、イベント『WE LOVE とよたフェスタ』など、多岐に渡ります。そんな西村さんに、地元に根ざした活動を広げてこられた背景や、各取り組みの詳細と、そこに込める想いについて伺っています。

——— 読んでほしいポイント


フリーペーパーが広げた地域との縁

地元である愛知県豊田市のお客様との仕事がほとんどだという西村さん。ただ、独立当初から地元に根ざした会社作りを目指してきたわけではありません。きっかけとなったのは、法人化後に新事業としてはじめたフリーペーパー事業『耕Life』です。まだ知られていない豊田市の素敵な人や事業を紹介する活動により、出会いが広がった西村さん。その活動は行政にも知られることとなり、それが後の豊田市との活動にもつながっていきました。『耕Life』はこいけやクリエイトの名刺代わりとなり、地域の方や行政との出会いにもつながりました。

『耕Life』を通じて地域の魅力を発信し、それが行政や新たな仕事とのつながりに発展したのは「行動が縁を呼んだ」ためでしょう。西村さんの活動からクライアントワークを超えた活動が、人と人、企業と地域を結びつける大きな力を持つことに気づかされました。自分の得意分野や情熱を活かして小さくても一歩を踏み出すこと、その一歩がやがて大きな流れにつながる可能性を秘めていると感じました。

セルフブランディングの重要性

西村さんのトレードマークは、目を惹くオレンジ色のつなぎです。これは独立時、飛び込み営業が苦手な西村さんが、できるだけ営業をせずに済むよう、セルフブランディングを念頭において身に付けはじめたもの。異業種交流会などにも、つなぎ姿で出向くことで、今では「オレンジの人」として認知され、仕事の依頼にもつながっています。独立するには営業力が必須という思い込みを捨て、自分に合ったやり方を見つけられれば、お客様との縁を結ぶことができるのではないでしょうか。

小さなアイディアの掛け合わせが
新たな発想につながる

西村さんは、市民団体の発足やイベントなど、デザイン会社の枠組みを超えた様々な取り組みに携わってきました。頭の中に常に浮かんでいるアイデアの卵たちが、磁石のようにつながる瞬間に新たなアイデアが生まれます。目の前の出会いや発想を大切にすることが、活動の広がりや事業の拡大につながることを感じました。

——— まとめ

『こいけやクリエイト』は、『豊田の明日をクリエイト。』というコピーを掲げています。これは、独立時に西村さんのご友人が考案してくれたもの。当時は風呂敷を広げすぎていると感じられていたそうですが、会社を表すこれ以上ないコピーとなっています。言葉にしたことで意識が向き、行動が伴っていった好例だといえるでしょう。

人見知りだということが信じられないほど、活動を通して人脈を広げていった西村さん。「この面白い人たちを紹介したい」という想いが、地元での新たな縁につながっていきました。今は職場体験やインターンシップにも協力し、次世代に目を向けた活動にも取り組んでいます。「これからも好きなことをやっていきたい」という西村さんの、次なる挑戦も楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

全貌はリンク先よりご覧ください。
Ⅰ. 耕Lifeで広がる地域の輪
Ⅱ. 次世代の「やりたい」を支援

thinc Partner編集部