こんにちは!thinc Partner編集部です。
この記事は、地域のクリエイティブ現場を届けるメディア「thinc Journal」で掲載されている古田琢也さんのインタビュー記事『山陰の過疎のマチから挑む』について、読んでほしいポイントをお届けします。
——— 記事の概要
廃校となった小学校をリノベーションし、シェアオフィスやコワーキングスペース、誰でも使えるコミュニティスペースや各種レンタルスペースなど、地域の新たなコミュニティ拠点として生まれ変わった「隼Lab.」。さらに、隼駅前に位置する飲食店「HOME8823」や、商業施設「丸由百貨店(旧 鳥取大丸)」のリニューアルプロジェクトなど、これらは一見華々しい成果に見えますが、その裏には、地域住民と一緒に数々の困難を乗り越えたプロセスがありました。プロジェクトを進める中で、古田さんは地元の理解と協力を得るために、時には反対意見や予期せぬ課題に直面しながらも、地道に対話を重ね、住民との信頼関係を築いてきました。地元住民との衝突や葛藤がありながらも、一歩一歩プロジェクトを進めていく中で、地域全体が変わり始めていくリアルな姿が浮かび上がります。今回は、鳥取県政アドバイザリースタッフの中江さんに、そのプロセスの核心に迫るインタビューをしていただいています。
——— 取材の背景
年間来訪者10万人!を実現させた古田さんの決意や想い。またそこに至るまでにどんな事を経験してきたのか?経営者でありクリエイターとして活躍する古田さんに、これまでのご経験や知見をもとに、まちの活性化とクリエイターのシナジーについて伺いたいと思っていました。
——— 読んでほしいポイント
地域活性化に繋がる地元愛
「未来の田舎をつくるような場所」を目指し、ビジネスと地域コミュニティが共存し、次世代に受け継がれる場所を生み出そうと挑戦している古田さん。隼Lab.やHOME8823といった拠点は、単に地域を活性化する施設ではなく、「新しい田舎の生き方」を象徴する場所となりつつあります。観光客だけでなく、地域の人々にとっても誇りとなる場所です。古田さんが代表を務める株式会社トリクミ/株式会社シーセブンハヤブサのプロジェクトは、地域の可能性を解き放つ「未来創造」の取り組みです。何気なく見過ごしてしまう地元の風景や食材が、実は他のどこにもない価値を持っていて、それに気づいた時、外から訪れる人々を惹きつける力が生まれます。このプロジェクトは、観光やビジネスというだけでなく、住民とともに創り上げる「未来の可能性」を具体的に形となっていることがとても魅力的です。地元に根付く資源を最大限に活かし、未来を見据えた地域づくりが進んでいる、そのリアルな姿をぜひ感じ取ってほしいです。
「巻き込み力」
古田さん自身が立ち上げ当初から大事にされている「巻き込み力」。いかに地域の人や関係者を巻き込んでいくかということに焦点を当て、巻き込んだ方々が手伝える余白を残すということを意識しているといいます。ビジネスには余白を持たせないことが重要であるために余白を残すということを実現を出来なかったり、実際に地域の方々を巻き込みたくても、どう巻き込めば良いのか分からない、どういった形でアプローチをしていけば良いのかが分からないという方がほとんどではないでしょうか。古田さんのお話を聞いていると、巻き込みが起こす反応の大きさや重要性を感じました。具体的にアクションを起こす際のヒントになるのではないでしょうか。
——— 撮影の裏側
隼Lab.立ち上げメンバーである古田さんと中江さん。実際にプロジェクトの立ち上げからその苦悩を間近で見続け、理解し支えてきた中江さんだからこそできた特別なインタビューです。長年にわたる関わりと、その一瞬一瞬に感じた葛藤や達成感、そして支え合いの中で得たリアルな視点を通じて、他では得られない貴重なお話を引き出していただきました。仲睦まじそうにずっとお話をされており、写真撮影時のオフショットもその場がほっこりするような良い写真ばかりでした。そんな仲の良いお二人だからこそ、インタビューの中でも楽しそうにお話をされていて、こういったところからも鳥取愛を感じました。
——— まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
全貌はリンク先よりご覧ください。
Ⅰ. 未来の⽥舎を創る隼Lab.
Ⅱ. 「トリクミ」のマチづくり
Ⅲ. 活力は地元愛
thinc Partner編集部