thinc Journal KIZENさんインタビュー
『写真に込めるアジアの文化』の読んでほしいポイント!
2024.8.2

こんにちは!thinc Partner編集部です。
今回は弊社が運営するプラットフォームthinc Journalで掲載されているKIZENさんの「写真に込めるアジアの文化」回についてお届けさせていただきます。


——— 記事の概要

中国・雲南省出身であるKIZENさんは、2014年に来日。元々機械が好きだった彼が、大学時代、ファッションフォトグラフィーの世界に触れ、広告フォトグラファーとしての経験を積んだ後、世界的なファッション誌などで活躍。ターニングポイントは自身のInstagramがきっかけでオファーがきたことだったといいます。

KIZENさんの芯にある信念が強く表れている数々の作品。中国の文化や神話を重んじており、アジアというとても大きなものを写真を通して映し出しています。取材を通じてKIZENさんの内面に迫り、彼がアジアから世界へと活躍の場を広げる姿に迫っています。

——— 取材の背景

thinc Journal編集部が2024年1月に渋谷で行われていた『AINU PURI』の写真展に興味を持ち、実際に写真展に出向き、異文化の融合が違和感なく溶け込んでいるその世界観に引き込まれたところからスタートしました。その後、KIZENさんのInstagramなども拝見し、素晴らしい作品の数々とクリエイティブへのアプローチに感銘を受け、オファーさせていただきました。昨年よりフリーになられたということで、フリーになられたきっかけやタイミング、やりがいや仕事に対する姿勢といったお話もお伺いできればと思っていました。


——— 読んでほしいポイント


具体例から学ぶ行動力

KIZENさんがフリーランスになる決意をしたのは、「行動力を発揮できる」と感じたから。自由に行動できることが魅力的で、アジアだけではなく、グローバルな仕事を視野に入れるために独立されました。イギリスのファッションウィークを初め、ヨーロッパの文化を経験することで、深いコミュニケーションを取るための知識と経験を得ることができたようです。

変化する市場環境に対して、どのようにイノベーションを起こし、柔軟に対応していくかというKIZENさんの行動力が刺激的でした。新しいアイデアや戦略を取り入れる重要性が強調されており、自分自身の仕事においても革新的な考え方を取り入れる意欲が湧きました。

持続可能な成長戦略

何かに追われる毎日の中で、10年日本に住んでいる変化をあまり感じなかったというKIZENさん。しかし、長期的な視点で物事を見つめ直した時、着実に進歩していることに気づいたようです。

短期的な成果だけではなく、持続可能な成長を追求することの重要性に気づかされました。ビジネスだけでなく、個人のキャリアや人生においても大切な視点だと感じました。

効果的なコミュニケーション

国際的なプロジェクトに携わる中で、異なる文化や価値観を持つ方々と円滑にコミュニケーションを測られてきました。言葉の壁を越えたコミュニケーションの工夫や、非言語的な表現方法を駆使することで、より深い理解と連携を実現されているようです。

成功には強力なチームワークと効果的なコミュニケーションが不可欠であることに改めて気づかされました。特に、多様な視点を取り入れながら、チーム全体で目標に向かって協力することが重要だと思いました。

——— フリーランスとしての選択

数々のクリエイターの皆様とパートナーである弊社ですが、皆様フリーランスになるきっかけは様々です。KIZENさんのように、各地で自由に仕事をするために、仕事の幅を広げるために、フリーになるという方も多いのではないでしょうか。フリーランスになるということは、自分の可能性を広げ、新たな挑戦をするための一歩です。KIZENさんの勇気と行動力は、多くのクリエイターの皆様の励みとなるのではないでしょうか。

——— 作品に込めるアジアの文化

KIZENさんは、日本の文化に興味を持っていて、様々な方の影響を受けています。

アイヌ文化に触れる機会もあり、渋谷での特別写真展『AINU PURI』を通じてアイヌ文化の魅力を発信しました。アイヌ文化の自然との共生の思想がKIZENさんの心に響き、撮影を通じて日本の違う一面に触れたといいます。

日本の貴重な文化の1つであるものの、まだ北海道以外の地域だとあまり知られていないアイヌ文化を、どのような形で日本人や日本にいる外国人の方へ触れてもらうのか。アイヌ文化を広めるため、視覚的に訴える作品を通じてその魅力を伝えることも重要だと思います。KIZENさんが撮影した写真は、その役割を果たしているのではないでしょうか。

——— まとめ

「アジアに生まれたことを大切にしたい」「アジア人を一番美しく撮れるフォトグラファー」とアジアを深く愛し、深く理解し、追求し続けているKIZENさん。彼の作品は、アジアの美しさを世界に伝えるものとなっているでしょう。写真は美しさを伝えるだけではなく、社会に対する強いメッセージを持つものだと思います。
今後も活動の場を広げていくであろう、フォトグラファー KIZENさんから目が離せません!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

全貌はリンク先よりご覧ください。
Ⅰ. グローバルを見据えた選択
Ⅱ. 東洋の世界を映し出す
Ⅲ. 信念と向かう先

次回は、磯村 歩さんの「シブヤフォントで育む未来」の回について、お話する予定です!

thinc Partner編集部

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