この記事は
■フリーランスデザイナーとしての働き方
■デザイナーと育児の両立
が書いてあります。
こんにちは!thinc Partner編集部です。
thinc Partnerでは、パートナークリエイターのみなさまのコミュニケーションと学びの場としてPartner’s Fileを開催しております。今回はそちらの開催報告をお届けします。
1.Partner’s Fileについて
クリエイターズマッチには多くのパートナークリエイターが在籍しています。しかし、
社会的な影響もあり、なかなか仲間と会えずに孤独感が強まる中で「パートナーさんたちのことをもっと知りたい」「フリーランスの先輩から働き方のコツを学びたい」といった声をいただき、今回の企画がスタートしました。
パートナークリエイター同士の交流の場を作ることで、色々な気づきに出会える90分です。
2.Partner’s File 001 秦 亜紀子さん
秦さんは大学卒業後、家庭用品卸売業社に就職。入社と同時に新設されたデザイン室に配属され、インハウスデザイナーを担当されていました。当時はデザインソフトもパソコンに入っておらず、POPなどはExcelで作っていたのだとか。そのためPhotoshopなどのソフトを社内に導入するなど体制づくりから奮闘されていたそうです。後にデザイン室長となり、デザイン業務に限らず他部署との連携を求められたり、会議が増えたりと、終電ギリギリまで働く日も多かったとのこと。多忙を極めていましたが、出産を機に退職。秦さん自身は「多岐にわたる貴重な経験ができた」とポジティブに捉えらいたそうです。
「フリーランスになりたてのころは、保育園の定員がいっぱいで、子どもを見ながら仕事をこなし、お昼寝や寝かしつけた後に時間を見つけ、子どもが楽しく見ていられる番組をつけている間に作業するなどして、なんとかやっていました」とのことです。参加者の方から、どのように仕事と育児の両立をされていたかという質問にたいしては、「1週間を“とことん遊ぶ日”と“仕事をする日”で半々に分けてメリハリをつけるのが良いと思います」とのアドバイスが。thinc Partner編集部にも育児と仕事を両立しているメンバーがいますので、意見を聞いてみたところ「めちゃくちゃ共感できます」とのことでしたので、皆さんもご参考になればと思います。
秦さんは、パートナークリエイターとして10年以上、第一線でご活躍されています。thinc Partnerには「AdFlow」というリモート環境が揃っており、ディレクターも在籍しているので育児や忙しい環境では仕事がとてもやりやすい、とのありがたいお声もいただくことができました。
3.Partner’s File 002 有永 梓さん
デジタルマーケティング支援会社に新卒で入社し、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアを担当されていた有永さん。大規模な案件の開発運用を得意とする会社で、企画・制作・運用・改善の一連のクリエイティブワークに携わりWeb制作業務を広く経験されました。現在はWeb制作を得意とするフリーランスクリエイターとして活動されています。サーバー周りからフロントデザインまで中の流れを担い、責任を持って携わる範囲が増えたことは、大変でもあり楽しくもあるとのことです。
有永さんはエンジニアからデザイナーへの道を歩まれた方です。ご自身は特に勉強をしているという感覚ではないとのことで、土日をつかって様々なことにチャレンジされている意欲的な方です。(すごい!)
参加されている方からは、どのようにしてデザインを学んだのかという質問が多くありました。それに対して「いい意味で模倣すること、コーディングもそうやって学んできたので」というアドバイスをいただきました。この文章を書いている筆者も世の中にある良いものを「型」として捉え、今ある課題を「型」に嵌めてみて、どうやったら「型」を破れるかということを大切にしております。また、この話は別の機会にこちらのブログで書かせていただければと思います。
4.Partner’s File を終えて
Partner’s File第一回は約60名の方にご参加いただきました。今後も定期的に開催を予定していますので、普段おひとりで仕事をすることの多いフリーランスの方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。フリーランス同士のつながりを感じられるだけでなく、きっと仲間から刺激を受けて目線を上げるきっかけの一つになるはずです。
今回の記事は以上になります!
ありがとうございました。
thinc Partner編集部